2015年07月29日
男性用長財布 コインケース完成
コインケースもあと本体と縫い付けるまで完成 横型カードポケットも真ん中を縫うと完成だ
コインケースは小技を使って ファスナーを沈めて見えにくく作ってみた
いよいよ本体との組み立てだ
2015年07月28日
男性用長財布 縦型カードポケットほぼ完成
いろいろ失敗もあったが 縦型カードポケットほぼ完成 あとは本体と一緒に縫って完全だ
接着する面はまずやすりで粗し 両面テープで接着する
そして縫ったあとにボンドを流し込んで接着する
きょうは写真に撮れなかったので あとで紹介する
コバを磨いたが レッドの部分が少し薄かったので 赤の染料を塗りこんだ
このあと またトコノールでコバを磨いていく
さて 長財布作成もだんだん佳境にはいっていくな
2015年07月26日
男性用長財布 カードポケット失敗!
パーツを切り出し 床を磨き コバも磨いて 仮組みしてみた
う~~ん
縦型カードポケットだが できるだけ多くと 10枚にしてみたが・・・
真ん中がぽっこりしてかっこ悪い
0.4mmほどまで漉いてあるが、多いところで7枚重なっている
上に出る部分を10mmから15mmに変えて 新たに型紙を作り革を切り出す
15mmだと6枚になる
前と同じように漉いて床処理 コバ処理を済ませ 仮組みしてみた
ほぼフラットだ
それにしても この水道パイプはベタ漉きにちょうどいい!
ステンレスでこの型があればもっといいのだが・・・
Posted by ごまもん at
06:12
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2015年07月23日
男性用長財布 床処理とコバ磨き
漉き加工の終わったパーツの床処理 (革の呼び名 表面=銀面 裏面=床面)
毛羽立った床面にトコフィニッシュを指で塗り ガラスの板でこすり、毛羽立ちを押さえる
すべてのパーツのトコ処理を終え 乾かせているのが最初の写真だ
コバ(革の切断面)を磨く
乾いたパーツの 縫った後には磨けないコバを 前もって磨いておく
いろいろあるレザークラフトの作業の中で コバ磨きが一番好きかもしれない
しっかり磨いていくと見違えるようにきれいになっていく作業だからだ
まず180番の荒めの水ペーパー(布やすり)で磨く ここで一番念入りに磨いておく
ここはファスナーの部分 ファスナーをつけた後では磨けない
次は320番で磨く ここからは整える感じで軽めに磨いていく
320番で磨いた後 裏の方に毛羽立ってきたところを丁寧にカットしておく
半分ほどカットしたところ わかるだろうか? はさみも2000番で研いでおく
さらに600番で軽く整えたあと コバを水でしめらせてヘリ磨きで押さえる
革は濡らして変形させると 乾いたあとも変形したままになる性質を持っている それを利用してコバの形を整えるためだ
その後 トコノールを指で塗り・・・
もう一度ヘリ磨きで押さえ・・・
ヘリ磨きで切断面をこすって磨き・・・柔らかい革のハギレで磨き・・・800番の水ペーパーで磨き・・・
布で磨いて終わる
余談だが いつもは土曜の朝のFM放送 ーピーターバラカンさんの番組とゴンチチの世界の快適音楽ー を録音してそれを聞きながら作業をやっているが、今夜はレコードを聞きながらの作業にした
南佳孝 SILKSCREEN 片岡義男さん原作の映画の主題歌「スローなブギにしてくれ」や「モンローウォーク」などが入っている
あとビートルズや南らんぼうやかぐや姫など・・・・
レコードを取り替えるのは手間だが、とても気分よく作業ができる
効率はあまり求めない 時間はたくさんあり、レザーで食べているわけではないからだ
きょうの作業にしても もっと効率的にやる方法はある
でも 一つ一つ丁寧にやる方が好きだ もちろん時間で料金は考えない
2015年07月21日
漉きの新しい道具
男性用長財布 縦型カードポケットだけで9枚 手作業で漉くのに何かいい方法はないかと悩んだ挙句 量販店へ
買ってきたのが上の写真 水道パイプの40ミリ継ぎ手
キワの方は以前紹介したタイルで漉く 辺の小さなRがとても都合がいい
で 継ぎ手
大きなRでパーツをベタ漉きしていく
カッターの刃はパーツ1枚ごとに折って新しい刃を使う
1000番・2000番の水ペーパーやすりで研いで使ってもいい
1mm厚の革が0.5mmまで漉けた
漉き過ぎても革が切れやすくなったらどうしようもない 何でも加減は難しい
2015年07月20日
男性用長財布 作成 1 文字入れ
黒と赤が好きな男性へのプレゼントでオーダーをいただいた
ずいぶん待たせてしまったが ようやく作成にとりかかることができた
きょうは型紙を作り、パーツの切り出し
これがすべてのパーツ
まず最初にイニシャルを入れよう
カードポケットは縦型を右に 左側に横型カードポケットを配する
イニシャルは縦型の一番下のポケットに入れる
まず革全体をじゅうぶん湿らせる 刻印する部分だけ湿らせるとまだらに染みのようになる
また、全体を湿らせると縮むことがあるので 5mmほど大きく切り出してある
乾いた後 正しい寸法でカットする
刻印は マスキングテープで固定した後 クリップで挟む
刻印する場所を決め 万力で挟む
このまま放置しておくと深くイニシャルが入っている
パーツが多いので出来上がりは厚くなる だからできるだけパーツを薄くしたい
あまり漉いて薄くすると革が破れやすくなるから見極めも必要だ
縦型のカードポケットが10枚 横型で6枚 漉くパーツも多い 全部カッターで手作業だ
明日は漉き三昧だ!
2015年07月19日
奄美鶏飯 食べ方
2年ぶりに奄美へ帰った
レンタカーを借りっぱなしで過ごしたが、そこのスタッフの方のお話で・・・
バニラ航空の乗り入れで東京からの観光客がずいぶん増えたし、島人の駐車場利用も増えた
ディズニーランドへの旅行者が増えたとのこと
喜ばしいことだ
そんな奄美への旅行者にぜひ食べていただきたいのが「鶏飯」
奄美群島の中でも 奄美大島にしかない料理だ
名瀬と空港の中間に鶏飯専門店「久倉」がある
ここが一番旨い鶏飯屋だと思う もちろん個人的な意見だが・・・
で、少しくどくなるが これから鶏飯を食べる方に食べ方を・・・
まず 上記のセットで出てくる
熱い透明なスープが味の決め手だ
おひつから好みの分量のご飯をよそおい、具を半分ほど載せスープをかける
パパイアの漬物がつきものだ
2杯目をお代わりするときに残りの具を載せた もちろん3杯目で全部乗せてもいい
私の完食後・・・
ご飯とスープは人数分が入っている これは一人分
完食してもいいし 残してもいい
わたしの横のテーブルの娘さんたちが食べ方を聞いていた
鶏飯はおいしい!味もやさしい
ぜひ 奄美で食べてほしい
2015年07月17日
巣箱の日よけ対策
鹿児島も長~~い梅雨もあけ これから夏本番
巣箱のなかの温度が上がると 天井からぶら下がっている巣が落ちる!
ハチたちも一生懸命一列に並んで巣箱のなかに風を送っているが、家主としても対策をとらなければならない
週2回 鍼灸院に通っている腰痛もちだが、これは急がなければ・・・
なんでも60℃で巣は溶けるらしい
巣箱は枇杷の木と南天が東側 西側にみかんと柿の木 紅梅の木で鬱蒼とした所に立てたのだが、家人が紅梅の木をとっても短く選定してしまった
おかげで西側はすかすか 西日がもろに当たるようになってしまった
日よけ対策は・・・すだれを掛けること
まずエル(L)字の枠を作り・・・
すだれを掛ける
午後4時でこの日当たり 良すぎです!
台風が近づけばはずせばいいし ちゃちなものです
が・・・ 遠めにはかっこいい!
さて レザーのほうは・・・
ブラックとレッド 外は渋い黒 内側は渋いレッドの長財布の作成に入っている
カードポケット22 フリーポケット4 大作だ!
2015年07月09日
ショルダーバッグ 完成
革は柔らかいクロムなめしの牛革
葬祭行事などに使うこともあるということ 極シンプルに・・・地味に作った
カシメやファスナーもアンティック色
そして軽いということ 500ミリのボトルが入る大きさ
外に大きなポケットがひとつ マグネットボタンで留める
なかのポケットは両側に
両サイドのマチにはガラケーが入るポケットがそれぞれ・・・
そしてファスナーはこんな風に着けてある
姉は75歳 喜んでくれると思う 楽しみだ!
2015年07月07日
ショルダーバッグ ファスナー完成
バッグの開け口のファスナーを作った
ファスナーをつける革は硬い革がいいだろうと サルレザーを使い ファスナーをはさんで裏に柔らかい革を貼ってある
ファスナーが長すぎるので調整する
開く方のストッパーをはずし・・・これはあとで再利用する
長さ調整後の余分なムシをはずしていく (むしりとるようにはずすからムシというのかな?)
あとはファスナーの余分なところをカットして電気ゴテで切り口を始末して終了
つぎは引き手の交換
まず引き手の金具をはずし Dカンをつける
新しく作った引き手をDカンにつけて ファスナーの部分は出来上がり
引き手もサドルレザーで作ってある
サドルレザ-というと硬い革のイメージがあるが、使っているといい具合に柔らかくなる
ファスナーの引き手は一番触ることが多いパーツ つかみやすいデザインを考えて丁寧に作った
姉はわかってくれるかなー
2015年07月06日
ショルダーバッグ 内ポケット
昨年 11月にアップしてから放置していたショルダーバッグ じつは姉のオーダー
いつでもいいと言われたのをいいことに ほかのオーダーを先にやっていた
しかし 法事で奄美へ帰ることになり 姉とも会う いくらなんでも持っていかなければ具合が悪い
どんなふうに作るかということも うろ覚えになっているが、幸い製作ノートに詳しく書いてあった
パーツの切り出しは終わっているが 新たに作ろうとすると改善点も出てくる
いくつかはまた切り出しだ
とあえず内ポケットの作成 通帳など大事なものを入れるファスナーつきと 携帯やめがねを入れる小型のものをつける
ファスナー口の切り出しは 両側に10ミリポンチで穴を開け それをつないでいく
ファスナーを3㍉の両面テープでつけ 菱目打ちで穴を開け縫っていく
ステッチもピシッと決まっていると思うが・・・・
いい忘れていたが ポケットの革はヘビ革がプリントされたピッグスェード 軽いバッグを作ると言うコンセプトのためだ
ファスナーのところにはサドルレザーを貼った
補強とアクセントのためだ
二つに折ってサイドを塗って ひとつできあがり
もうひとつのポケット
両方とも10㍉の遊びを作って縫ってある
内ポケットは出来上がった 残りをまた考えながら作っていく
あすも急がなければ・・・・